少し前に、当院に以前から通院されている患者さん、西山寛躬(よしみ)さんが作品を展示されている、シルバー美術展を観に行かせて頂きました。
場所はビッグ愛1F 「展示ホール」
この場所で、定期的に美術展や歯科業者の展示会などが行われていて、私も時々足を運びます。
西山さんの作品は、西山さんのご実家に、和歌山の偉人、細菌学者の南方熊楠が、長期に渡って泊まられたという、和歌山県日高群川上村にあった、西山さんの、先祖代々のご実家のお屋敷(妹尾屋敷)を題材にしたものです。西山さんが、ご自身の記憶をもとに当時の様子を絵画にした、当時の様子が偲ばれる、とても大きいサイズの力作です!
以前から、西山さんには今回の作品にまつわる資料の写真や、ご自宅の花の写真を大きく引く伸ばしたものを頂いたりしていて、一度、展覧会を見に行かせて頂こうと思っていました。今回、展覧会で実際の作品を見せて頂いて、なかなかの力作だなぁと、感じました。作品を観させて頂いて、本当に良かったです( ^^)
患者さんのこういった催しものに参加して少しお話しもさせて頂くと、その方の生活が見えてきます。歯科医療も「食」ということを通じて、その人の生活に寄り添ったり、直結したりする部分として、その方の生活に少し入り込むことは大切です。そこから見えてくるものは本当に大きいように思います。
今年は、南方熊楠生誕150周年の年になるそうですね!(^^)