数年前より導入を検討していました、Er-YAG(エルビウム ヤグ)レーザーを今年の年明けに購入、準備期間を経て、診療に導入しております。

先ず、このレーザー機器の特徴を簡単に説明いたします。
このレーザーは、他のレーザーと比較して、生体へのダメージが少なく、治りが早く、治癒が綺麗である、というのが、最大の特徴であります。また、硬組織(歯)に対しても利用できる、虫歯部分の除去も可能となる、唯一のレーザー機器であります。
全般的には、昨年まで臨床で使用しておりました、CO2レーザーより、細かい処置を高い精度で行えるであろうという期待があります。

具体的には、歯周病に対する外科的処置に対し、汚染歯根面への歯石の除去や歯周病原因菌により、化膿した部分にできる、肉芽組織の除去廓清(かくせい)、殺菌処置を目的として使用する考えです。それを、メンテナンスや歯周外科処置において行っていきます。

今後は、CO2レーザーとEr-YAGレーザーを、用途に応じて使い分けていきたいと考えております。

      
2年程前からデモなどを4~5回繰り返し、感覚を掴み、準備期間を経て今回の導入に至りました。

準備期間では、スタッフも(株)モリタの社員の方々から
機器の取り扱い、メンテナンスの方法などの説明を受け、万全の体制で導入しております。
しております。
また、経過報告など、ブログ内で行っていきたいと思います。

今回導入したEr-YAGレーザー 「アーウィンアドベール EVO」

(株)モリタ社員の方から、機器の取り扱いについて説明を受けるスタッフ

 (左は、いつもお世話になっている担当の皆川さん お疲れ様です!)

このような、鶏肉や卵を使用したデモを4~5回受け、非常に精度の高い処置が可能であることを

感じ、今回、導入に至りました。