ノーベルバイオケアの製品のブースでは、新しいコンセプトとして

                         「On-1-abutment」が紹介されていました。

これは、骨の辺縁にあるインプラント体から繋がるアバットメント部分の着脱回数増えると、インプラントの辺縁の骨吸収(骨が溶けてなくなる)が起こりやすくなるという研究データを踏まえ、骨に近いインプラント体に、先ず「On-1-abutment」を所定のトルクでしっかりと装着し(締結)、基本的に外さないようにし、その上に、必要に応じて着脱できる部分のアバットメント繋ぐようにします。
これにより、インプラントとアバットメントとの接続部分を骨のレベル(ボーンレベル)ではなく、歯肉のレベル(ティシュレベル)に変換にして骨吸収を抑制しようというものです。

              

                      (写真は月1回参加しているノーベルガイドプラニングセミナーで、

                     「On 1 abutment」についてプレゼンするノーベルバイオケアのみょうが谷さん)

 その他は、患者さんの口腔内を型取りした模型をデータとして読みこむスキャナー(歯科技工所で主に使用、)が特価になっていたので、お世話になっている技工所「at-m works」の真野さんにも情報を伝えておきました。
歯科にも急速にデジタル化の波が押し寄せています。段々と、歯の型取りも印象材といわれる、型取りの材料を用いなくても、「口腔内スキャナー」といわれる歯の形を読み込むコンパクトな機械で型取りをする方法に次第に変わっていくでしょう。
そして、そのあとは、読み込んだデータをもとに機械でセラミックやチタンのブロックを機械が削り出して作製する、いわゆる「CAD/CAM」の流れで歯の作製が進められることになります。

                         

                         作製行程の流れを簡単に説明すると、
                         次のような形が多くなると予想されます。

                       

                        「口腔内スキャナー」(院内)
                           →「ラボスキャナー&設計」(技工所)
                              →「ミリングマシーン」(専用の機械を所有する会社)

             

                           口腔内スキャナー「TRIOS」

             

                          「TRIOS」でスキャニングした画像

              (このデータを技工所に送り、技工士が作製するセラミックの歯などのデザインを設計する)

 インプラントの販売もだいたいシンポジウムの時にキャンペーンになるので(あと、ノーベルバイオケアのロゴマークが入ったope着つき)、近々使用予定のものをまとめて購入しました。このope着がなかなかかっこいいです( ^^)

               N34

 業者のブースで、歯科衛生士部門でノーベルバイオケア公認インストラクター歯科衛生士の岩崎美和先生に声をかけて頂きました! 岩崎さんは、東京歯科大学市川総合病院時代に同期として、4年間共に働かせて頂きました。現在は同じく市川病院の先輩で、ノーベルバイオケアのインストラクターの、今回のメインプログラムでも登壇されていた、横浜みなとみらいの木津先生のクリニックで、主任歯科衛生士として活躍されています。また多数の講演や、セミナーなどでも、御活躍されています。この位のレベルになると、なんというか、貫禄がありますね。 まあ、昔から貫禄がありましたが。。 笑

余談ですが、新人の時、病院旅行で出しものをしたのですが、当時「ウォーターボーイズ」という映画がヒットして、それを真似て、医局員50人くらいの前で、同期の先生15人で海パン一丁になって踊った記憶があります。岩崎さんが歌いながら、男性医局員がPUFFYの「愛のしるし」を振り付きで躍りました。 笑
なんか、そのときの事を、よく覚えています(^^;

               N35